歯ぎしりのイロイロ
2023年2月13日
みなさんは、歯ぎしりをしていませんか? 仕事中に癖で・・・...と自覚している人もいれば、寝ている間に無意識に! なんて人もいるのでは?
歯ぎしりというと、歯をギリギリこすり合わせるイメージを持っている人が多いと思いますが、実は音のしない歯ぎしりもあります。ここで、歯ぎしりの種類をみていきましょう。
〇グラインディング
上下の歯をギシギシとこすり合わせる一般的なタイプ
〇タッピング
歯をカチカチをすばやく合わせるタイプ
〇ナッシング
一定の場所だけ吉里吉里こすり合わせるタイプ
〇クレンチング
無意識に歯を強く噛みしめたり、食いしばるタイプ
↑のクレンチングが、歯ぎしりの中でも音がしないタイプで、本人はもちろん、周りの人も気づきにくいのが特徴です。歯ぎしりは体重ほどの力が歯にかかり続けると言われており、歯が異常にすり減ったり、歯周病が進行しやすくなります。
また、歯が欠けたり割れやすかったりする恐れもあります。知覚過敏を起こしたり、顎の関節にも悪影響です。歯ぎしりで肩凝りや頭痛などの全身への影響がある人も、当院でよくみられます。
歯ぎしりの主な対処法としては、原因となるストレスやアルコールの過剰摂取などを改善したり、就寝時にはマウスピースをしたりなどの工夫が必要です。マウスピースは歯医者さんで作ることが出来ますよ!
歯ぎしりで困っている人は、一度かかりつけの歯医者さんに相談してみましょう!