なかしま歯科医院の診療のご案内

虫歯は
早期発見・早期治療が重要
定期検診でのチェックを
おすすめします

虫歯ができる原因は、口の中にいる常在菌とミュータンス菌が糖分をエネルギーにして酸を作り出すことで歯が溶けて穴が空いてしまうからです。

細菌は糖分を栄養源に増殖してできる歯垢（プラーク）には1ｇあたり1000~2000億もの細菌が存在していると言われています。甘いものを頻繁に摂取したり、だらだらと長い時間摂取したりすると、糖分を栄養に酸を作りだしてしまうので虫歯が発生するリスクが高まります。

虫歯は歯周病と同じように、重症になるまでは自覚症状が少ないため自分では気づきにくく、ズキズキと痛みが生じた段階では神経の通っている歯髄まで穴が達してしまっているので、削らないといけない部分も多く、根管治療や歯内療法が必要になり、神経を抜かないといけないこともあります。

虫歯を予防し、自覚症状が無い段階で早期発見するためには、定期検診でしっかりとチェックし、歯石や歯垢をクリーニングすることが一番の予防につながります。

虫歯や歯周病が悪化した治療費を考えると、定期的に検診を受けている方が生涯での治療費を抑えることもでき、歯を健康に保つことができます。

歯を失う原因第1位の歯周病は、
糖尿病や動脈硬化など全身にも
悪影響を及ぼします

日本では、歯を失う原因の第1位が歯周病で、年齢とともに罹患率は高くなりますが、その歯周病の原因は、歯と歯ぐきの間にたまる歯垢（プラーク）に含まれる細菌です。

歯垢は唾液の働きによって歯ブラシでは落とすことができない固い歯石となり、歯と歯肉の境目や歯根の表面にこびりつきます。初期状態はほとんど無症状ですが、歯垢や歯石にこびついた細菌が原因で炎症を引き起こし、歯ぐきが腫れて出血しやすくなり、そのまま放置していると歯槽骨が溶けて歯がぐらぐらしてくる歯槽膿漏を引き起こすリスクが高まります。

さらに、歯周病で細菌が出す毒性物質が血管から全身に入り、糖尿病や動脈硬化を悪化させる原因になったり、誤嚥性肺炎を引き起こす原因にもなることがわかっています。

歯周病を予防するためには、正しい歯ブラシの使い方と歯磨きの仕方が大切になってきます。しかし、歯の間や歯周ポケットには磨き残しがどうしてもできてしまうので、虫歯と同様に定期的に検診を受けてチェックしてクリーニングしていくことが一番の予防になります。

歯磨きで血がでたり、寝起きに口がネバネバするという症状があれば、歯科医院を受診するようにしてください。

出来るかぎり歯を抜かないで
済むようにいたします

根管治療は、歯の内部に感染してしまった細菌を除去し、歯を根元から保存するための治療法です。

虫歯が進行してズキズキと強い痛みが出てしまった場合は、歯の神経を取らなければならなりませんが、細菌や神経の取り残しがあると治療後に痛みがのこったり、周りの歯に感染が及んで再治療が必要になってしまうことがあります。

なかしま歯科医院では、歯科用マイクロスコープを使うことで歯の内部までしっかりと確認しながら精緻な根管治療を行っております。

また、唾液には大量の細菌が潜んでいるので、根管治療中に唾液からの再感染が起こらないようにラバーダム防湿を行って防止につとめています。

他の歯医者で根管治療がうまくいかなかったり、抜歯が必要と言われた場合でも、安易に抜くようなことはせず、しっかりと診療・検査を行い、再根管治療で保存できないかを探ってまいります。

むし歯になりにくい口へ

虫歯になる菌は、乳歯が生えそろう3歳くらいまでに、親や兄弟など感染者からの口移しなどが原因で感染してしまいます。虫歯菌は一度感染すると完全に除去することができないので注意が必要です。また、その時期に感染しないと、その後も虫歯になりにくいとされているのでできるだけ感染させないようにすることが大切です。

虫歯になってしまった場合でも、乳歯はどうせ抜けるから治療しなくても大丈夫と考えるのは危険です。

乳歯には永久歯が正しい位置に生えてくるように導く役割があり、アゴの発達や咬み合わせ、知能の発達にも影響してきます。成長に応じた歯並びや舌のうごきをチェックしていきます。
また生え変わって永久歯が出てくるときに虫歯菌が大量に存在していると、永久歯が虫歯になってしまうリスクが高くなります。

お子様が歯磨きが好きになるようにブラッシング指導を丁寧に行い、フッ素塗布やシーラントで虫歯を予防するようにしていきます。

患者様のお悩みに合わせた
入れ歯・義歯をご提案
いたします。

入れ歯は、食事を美味しく食べるためだけの道具ではありません。自分に合った入れ歯をいれるだけで、痴呆の予防、体の健康などにもつながります。

当院では噛み合わせ、残った歯や粘膜をきちんと治療し、保険適応内の入れ歯から、金具の見えない審美性の高いものまで、様々な最新の入れ歯をご用意しています。

熟練な技工所との連携も行っており、「見た目が気になる」「痛いのが我慢できない」「はずれてしまう」など、患者様によって異なる様々な入れ歯の悩みに、それぞれの悩みに合った入れ歯をお選びいただけます。
「他で作った入れ歯があわない・噛めない」「やったけどダメだった」という方は是非一度ご相談ください。

自然な歯を取り戻し、
食事を美味しく、笑顔で

つめ物と被せ物は、虫歯治療などで歯の一部が失われた際に、その部分を補うための治療法です。どちらも、歯の機能を回復させ、見た目を良くする目的で行われます。
どちらの治療法を選ぶかは、虫歯の大きさや位置、患者さんの希望などによって異なります。当院では患者さんとよく相談し、それぞれに合った治療法をご提案します。

• つめ物

  比較的小さな虫歯の場合に行います。歯を削った後に、その穴にぴったり合うように作られた詰め物を詰めます。

• 被せ物

  虫歯が大きく、歯の強度が弱まっている場合に行います。歯を削って型を取り、その型に合わせて作られた被せ物を被せます。

定期検診で、
健康な歯を保ちましょう！

口腔内の健康は、体の健康に直結します。お口と体の健康を維持するための治療が予防歯科です。（基本的に保険適応されますが、一部保険適応外のものもあります。）

歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすくなりますし、噛み合わせが悪いと認知症など発症が高くなるとも言われていますので、矯正や入れ歯、ブリッジなどを入れて安定させることも予防です。

セルフケアだけでなく、定期的な歯科医院でのメンテナンスは重要です。歯科医院で定期検診を続けていくと、歯を失うリスクは確実に減ります。定期検診時は、家庭内での歯磨きなどでは除去できない歯垢（プラーク）や歯石を除去したり、詰め物やかぶせにできる隙間からの虫歯の再発を防ぐことが可能です。

自然な美しい歯で
自信を持って笑えるように

審美歯科は、従来の虫歯や歯周病の治療だけではなく、美しく健康な口元を作ることを目的とした歯科治療で、患者さんの悩みに合わせて様々な治療法があります。
代表的な治療として、以下のようなものがあります。そのほかにも患者さんのお悩みに合わせた治療をご提案しますので、一度当院にご相談ください。

• セラミック治療

  歯の色や形をセラミックで修復する治療法です。虫歯治療の修復物としても使用され、自然な見た目が魅力です。

• 歯列矯正

  歯並びを整える治療法です。大人になってからでも矯正治療は可能です。

• インプラント

  失った歯を人工の歯根で補う治療法です。見た目も機能も自然な歯を取り戻すことができます。

• クリーニング

  歯の表面についた汚れを落とし、歯本来の白さを取り戻す治療法です。

親知らずや埋伏歯などの
抜歯、顎関節症など

歯科口腔外科では、歯だけでなく、お口の中全体、そして顎関節症などより広い範囲の治療を行います。親知らずや埋伏歯の抜歯や移植、再植のほか、口腔内の粘膜疾患などにも対応しております。

高度な治療が必要な場合は、月に１度の専門医による口腔外科外来での診察をおすすめします。

口腔外科医師 濱田先生

月一回、土曜日に口腔外科担当の濱田が診察・治療いたします。

できるだけ痛みを感じないよう
無痛治療に努めています

痛くない、怖くない歯医者のイメージをもっていただけるよう、極力痛みのない治療で、小さなお子様にも安心していただけるようにこだわっています。
笑気吸入や電動注射器を使うなど、痛みをほとんど感じることのない無痛治療が可能です。

笑気吸入とは、笑気ガスと呼ばれる、甘い香りがする無色のガスを鼻から吸入することで、リラックス効果や鎮痛効果が得られ、短時間で効果が現れ、終了後もすぐに回復する安全性の高い治療法です。

笑気ガスで感覚が鈍くなってから治療を始めますので、麻酔注射などの痛みもほとんど感じなくなります。

また、電動注射器は麻酔液を一定の速度でゆっくりと注入でき、手動に比べて注入圧力を安定させ急に流れ込むことによる痛みを最小限に軽減できます。

顎を動かしたときの痛み、
歯ぎしりが原因かも

顎関節症とは、顎の関節やそれを動かす筋肉に痛みや違和感、口が開けにくいなどの症状が出る疾患の総称です。耳の前のあたりにある顎関節や、口を閉じたり開けたりする時に使う筋肉（咀嚼筋）に問題が起こり、日常生活に支障をきたすことがあります。

原因としては、歯の噛み合わせが悪いことによる顎関節や咀嚼筋への過度な負担や、ストレスによる歯の食いしばりや歯ぎしり、顎への外傷が考えられます。

放置していると、長期的にみると歯周病の進行が早まったり歯が折れたりすることもあります。
痛み止めや筋肉の緊張を緩める薬による治療のほか、マウスピースによって歯の咬み合わせを調整することで顎関節への負担を軽減していきます。重症な場合には外科的な手術が必要になることがありますが、その場合には適切な医療機関をご紹介させていただきます。

日本歯科保存学会認定医
による、歯の移植・再植

歯の移植とは、虫歯や歯周病、ケガなどで歯を失った場所に、親知らずや埋伏歯などの患者様ご自身の歯を移植して補う方法です。

また、事故やケガで抜けてしまった歯や、そのままでは治療がうまく行かない歯を一旦抜いて、再び元の場所に植えなおす再植を行うことも可能です。

どちらもインプラントや義歯とは異なり、患者様ご自身の歯を利用するのでアレルギーの心配もありません。ただし、移植・再植が生着するには歯根膜が残っているなどの条件があり、うまく生着しないこともあります。
なかしま歯科医院では、日本歯科保存学会認定医の院長が移植・再植が可能かどうかを判断して、分かりやすく説明し、納得していただいた上で治療を進めてまいります。

スポーツ用マウスピースで
歯を守りましょう

なかしま歯科医院では、オーダーメイドのスポーツマウスピースを作製することができます。
コンタクトスポーツや加重が強くかかるトレーニングなどをされている方は、できるだけマウスピースでお口やお口の周りを守りましょう。
スポーツ用品店などで市販されているマウスピースと異なり、お口にぴったりとフィットし、しっかりと食いしばることもできます。

マウスピースは、スポーツでの外部からの衝撃や食いしばりによる歯のすり減りなどから歯を守るだけでなく、「マウスピースをしている」という安心感は、思い切ったプレーや集中力を引き出しパフォーマンス向上も期待できます。

歯医者がご自宅や
施設・病院にお伺いします

通院が困難な患者様を対象に、歯科医がご自宅や施設・病院にお伺いし、歯科治療や口腔ケアを行っております。

口腔内の衛生管理を怠ると、細菌が繁殖して肺に入り込んで肺炎を引き起こす原因にもなります。特に抵抗力が弱っている高齢者の方には肺炎が致命傷になることも少なくありません。

歯科医師・歯科衛生士が定期的にお伺いして、口腔ケアと定期的な検診・治療を行い、口腔内の健康状態を管理・改善に努めます。
訪問専用の機器を用意しておりますので、入れ歯の調整や修理、残存歯の虫歯の治療、口腔ケアーも行うことが可能です。

訪問診療をご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。

枚方市の各種歯科健診を
行っております

なかしま歯科医院では、以下の枚方市の歯科健診を実施しておりますので、ご希望の方や詳しい内容についてのお問い合わせはお電話ください。

• 歯周病検診
  (500円)

  満20歳から70歳まで5年に1度受けることができます。

• 妊産婦歯科
  健康診査(無料)

  妊娠中および産後1年未満の方が対象になります。

• 後期高齢者
  歯科健康診査(無料)

  後期高齢者医療被保険者の方を対象に、1年度中に1回受けていただくことができます。

歯の色、不揃いな形が
気になる方に

ラミネートベニアは、歯の表面に薄いセラミックの板を貼り付けることで、歯の色や形を美しく整える美容歯科治療の一つです。まるで爪に人工爪を付けるように、歯の表面にセラミックのベニアを貼り付けるイメージです。
比較的少ない通院回数で、理想の歯に近づくことができ、天然の歯と非常に似た光沢と透明感があり、不自然な厚みを感じさせない特徴があります。

金属を使わない
自然な見た目の入れ歯

ノンクラスプデンチャーは、従来の入れ歯のように金属のバネ（クラスプ）を使わず、歯ぐきに密着させることで固定する部分入れ歯のことです。口を開けても金属が見えないため見た目が自然で、快適な装着感なので、違和感がほとんどなく食事や会話ができます。
また、金属を使用しないので、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。

歯の黄ばみが気になる方に

当院では、ご希望の患者さんにはホワイトニングも行っております。
歯が白くなることで清潔感のある印象になる他、笑顔に自信が持てるようになり、積極的な気持ちになれる心理的効果もあります。
歯の黄ばみは、加齢や飲食物による着色、喫煙などさまざまな要因があります。気になる方は一度当院にご相談下さい。