酸蝕歯とう蝕の違いとは?
2019年8月22日
酸蝕歯とは何かご存じですか?
この言葉を聞いたことがなくても、『酸性飲料で歯が溶ける』というのは
聞いたことがあるのではないでしょうか。。
この酸蝕歯と虫歯の違いを簡単に説明すると、
虫歯=虫歯菌が出す酸で歯が溶ける
酸蝕歯=食べ物や飲み物に含まれる酸で歯が溶ける
という違いがあります( `ー´)ノ
歯はカルシウムやリンなどのミネラル成分でできており、
酸に触れると化学反応が起こって分解され溶けてしまいます。
虫歯は虫歯菌が出す酸で溶けるので虫歯のできる範囲は限られます。
しかし酸蝕歯は飲食物が原因なので、飲食物が口全体に行きわたることにより
広範囲の歯に被害が拡大します!!
酸蝕歯になりやすい代表的な食べ物や飲み物を挙げると、
・コーラ
・オレンジジュース
・黒酢
・スポーツドリンク
・栄養ドリンク
・柑橘類などの果物
などが該当します。
結構身近にあるものばかりですよね(´;ω;`)
これらを毎日ちびちびと摂取すると酸が歯に触れる時間が長くなり、
酸蝕歯になる可能性が高まってしまいます。
だからよく『だらだら食べは良くない』と言われてるんですね。。
では酸蝕歯にならないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
実はそんなに難しいことではないんですよ( *´艸`)
①長時間歯を酸にさらさない
②直接酸を歯に触れさせないようにする
③酸に触れた歯が柔らかい間は余計な力を加えない!
そしてもしこれらが難しければ、
①酸性飲食物の摂取後は水やお茶を飲む
②よく噛んで唾液が出る軟らかめのものを一緒に食べる
などを心掛けてみてください!!!
将来少しでも多くの自分の歯でおいしくご飯を食べるためにも
早いうちからこれらを心掛けることが重要です。
ぜひ豆知識として覚えておいてください♪