赤ちゃんの歯磨き♪
2019年9月20日
当院にもたくさんのかわいい赤ちゃんが患者さんとして来られます( *´艸`)
まだまだ歯の本数が少ない赤ちゃん。。
どのように歯磨きをしたらいいのか悩むお母さんもいらっしゃると思います!
ということで今回は年齢別に赤ちゃんの歯磨きの仕方をまとめます♪
【0歳】
離乳食が始まる6~8か月頃になると、
歯ブラシを渡すだけで自分で自然に口にくわえることがあります。
「これでいいの!?」と思うかもしれませんが大丈夫です!!!
この年頃はまず歯ブラシの感触を覚えることが大事ですので、
赤ちゃんが興味を示した時にトライしてみてください☆彡
では赤ちゃんが歯ブラシをくわえ始めた時に
大人は何をするのが1番いいのかというと、、、
・見守る⇒くわえたまま転んだりして喉などを傷つける可能性も。
赤ちゃんが歯ブラシを持ったらしっかり見守ることが大切です。
・褒めてあげる⇒「じょうずだね~!」など声をかけてあげると
赤ちゃんは安心して歯ブラシを口に入れることができます!
【1歳】
1歳になったら「食事→歯磨き」という習慣を身に着けさせることが重要です。
あえて離乳食のそばに歯ブラシを置いておくとgood!
ご飯を食べ終わったら「ごちそうさまでした。そしたら歯磨きしよう!」と
声をかけてあげ、歯ブラシを渡します。
きちんと口に入れられたらたくさん褒めてあげてください♪
そして普段から大人が歯磨きするところを見せてあげましょう!
真似をして歯を磨くような動きをしたらまた褒めてあげてください(^^)
歯ブラシに慣れてきたら仕上げ磨きを始めます。
歯にそっと歯ブラシを当てて数回こすったらおしまい!
最初はまねっこで十分です(*^^)v
【2歳】
歯磨きの楽しさを知ってもらえるよう、まだ歯磨きの真似を続けます!
みんなで歯磨きをして、「お母さんみたいに上手にできてる!」などと褒めましょう★
徐々に歯磨きらしい動きになってくると思います。
そしてこの頃から練習し始めたいのが「ぶくぶくうがい」です。
①空気でぶくぶく
②ちょっと水を含んでぶくぶく
と段階を踏んで少しずつ練習をしていきます。
最初は難しく、水でびしょびしょになってしまうこともあると思うので
お風呂場で練習させるのもいいかもしれません!!
2歳の仕上げ磨きも「痛くなく優しく磨く」ことを心がけます。
この頃になると大人が手伝うのを嫌がることもあると思いますが、
無理矢理せず、「明日は一緒に頑張ろう♪」と優しく声をかけてあげてください。
【3歳】
簡単なところは段々自分で磨けるようになってきます。
今まで同様に大人も一緒に歯磨きすることを心掛け、
「この辺りも磨いてみよう!」と誘導してあげてください!
ぶくぶくうがいもこの頃になるとだいぶ上手にできるようになると思います。
この時、「がらがらうがい」も一緒に練習すると良いです!
ぶくぶくうがいには唇と頬っぺたの筋肉を、
がらがらうがいには舌やのどの筋肉を鍛えられます。
口周りの筋肉の発達は噛んで飲み込むことや発音などにとても関わってくるので、
遊び感覚でもやってみることが大事です!
【4歳】
だいぶ歯磨きが上手になってくると思うので、
お子さんが自分で磨けるところを増やし、あとは仕上げ磨きでフォローするのを心がけます。
練習してもなかなか磨けない場所もあるかもしれませんが
まだ無理に子どもにさせる必要はありません。
年齢が進むにつれて磨くのが難しかったところも磨けるようになります!
そしてどこが磨けているのか理解するためにも手鏡を使うのが効果的です☆彡
自然に手首を返して磨いたりととても成長していくと思います!
(私は大人になった今でも歯磨き中に手鏡を使っています( `ー´)ノ)
【5~6歳】
少しずつ大人の歯への生え変わりや準備が始まる歳です。
「大人の歯を虫歯にさせないためにどうしたらいいかな?」と言って
お子さんと真剣に話し合いましょう。
また、6歳頃に生えてくることが多い6歳臼歯に備えて
奥歯を磨く練習がとっても大事です。
手鏡を使って、「ここ(奥歯)も磨いてみよう!」と教えてあげてください!
この時期になると悩む方も多いであろう「仕上げ磨きの必要性」ですが、
基本的に小学生になるまでは1日1回仕上げ磨きをしてあげてください。
またそれ以外にもお子さんに仕上げ磨きを頼まれたら
チェックも兼ねて磨くことが大事です。
将来のためにも歯磨き習慣はとても大切です。
特に赤ちゃんの頃はうまくできないこともあると思いますが
焦らず、歯磨きが好きになってもらえるようにしたいですね(#^^#)♪